金沢大学医学類 医王保護者の会

会長挨拶

医王保護者の会会長  河﨑洋志

 金沢大学医学類 医王保護者の会の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。まず、4月に金沢大学医学類にご入学されましたご子息、ご息女ならびにご家族の皆様には心よりお祝い申し上げます。本当におめでとうございます。  
 金沢大学医学類医王保護者の会の会長を務めさせていただいております河﨑 洋志と申します。私自身は金沢大学医学類で基礎医学の講義を担当するとともに、脳科学の研究をしております。今後とも何卒よろしく申し上げます。    
 まず2024年1月の能登半島地震および9月の能登半島豪雨では被災された方も多いかと存じます。心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早く平穏な日常生活が戻りますようにお祈り申し上げます。新入生やご家族に皆様におかれましても、高校生活の中での地震や豪雨でご心配も多かったかと存じます。それを乗り越えて見事に合格され本当に良かったと思います。私の学生時代を振りかえりますと、大学の6年間が人生の基礎となっているように思います。医学の勉強はもちろんのこと、部活動などの課外活動、一生の親友になる新しい友人との出会い、没頭するような趣味の時間など、この人生の宝となる6年間を新入生の皆さんには存分に楽しんでもらいたいと思います。積極的に様々なことにチャレンジして、素晴らしい人生経験を積んでもらえればと思います。  
 私が初めてこの医王保護者の会について知ったときには、正直言って「大学生にもなって保護者の会は必要なんだろうか」とも思いました。しかし実際に医王保護者の会の活動内容を知るにつれてその重要性を理解し、会長をお引き受けさせて頂いております。医王保護者の会の入会時に納付していただく会費は大学への寄付ではなく、そのほとんどは卒業までの6年間にわたる医学類生への支援に使われています。会費を用いて2年生には解剖実習セットを、臨床実習が始まる際には白衣を保護者の会が準備してお渡ししています。4年生の時にはCBTやOSCEと呼ばれる全国共用試験がありますが、その模擬試験などの対策費用や本試験受験料は保護者の会が負担させて頂いています。また卒業時の医師国家試験の対策として、模擬試験の受験料を支援し、また国家試験当日の試験会場までのバスを手配させて頂いております。私が大学生だったころとは大きく変わり、医学類生には様々な支援が必要な時代となっています。医学類生が健やかに成長し、医師国家試験に合格し、優れた心や医学知識、医療技術を持つ医師になれるように、できるかぎり医学類生を支援して参ります。このような医王保護者の会の活動内容をご理解くださり、現在はほぼ全ての保護者の皆様にご加入頂いております。医王保護者の会のホームページに詳細な活動内容や加入状況が掲載されておりますので、ぜひ一度ご覧頂ければと存じます。新入生の保護者の皆様におかれましては医王保護者の会の趣旨と活動内容についてご理解を頂き、是非とも入会して頂きますようお願い申し上げます。  
 もちろん至らぬ点も多々あろうかと存じます。お気づきの点がありましたらホームページや医王保護者の会総会などでご意見を賜ることができましたら幸いに存じます。5月には総会と併せて講演会・懇談会・懇親会も開催する予定となっております。同級生の保護者の皆様や医学類の教員と交流する貴重な機会となっておりますので、ぜひ多くの保護者の皆様がご参加下さいますようお待ちしております。最後になりますが、保護者の皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げますとともに、引き続き医王保護者の会の活動にご理解とご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

令和7年4月

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